三次元測定機の操作端末修理による設備延命

【お客様導入事例】ミツトヨ製三次元測定器の修理延命で、1000万円弱の設備投資を回避!

20年以上稼働した生産設備の心臓部、制御PCの故障。メーカーからは400万円の更新提案。絶体絶命のピンチを乗り越え、安定稼働を再び取り戻した秘訣とは?

作成日:2026年6月22日

企業の生産活動において、設備や装置の安定稼働は生命線です。特に長年使用してきた専用機は、一度故障すると代替が効かず、事業に甚大な影響を及ぼすことがあります。

今回は、自動車部品の金型製造を手掛ける企業様で、20年以上稼働してきたミツトヨ製三次元測定器の制御用パソコンが突如故障した事例をご紹介します。メーカーからはソフトとPCの更新で約400万円の見積もりが提示され、さらに更新期間中の外注費や生産機会の損失を含めると、最大で1000万円弱にも及ぶ可能性があった超高額投資。

この危機的な状況を、弊社のPC修理・延命サービスによってどのように乗り越え、コストを大幅に抑制しつつ、貴重な過去の測定データを守り抜いたのか。設備ご担当者様との対談を通じ、そのリアルな声をお届けします。


お客様プロフィール

  • 会社名:株式会社APJ
  • 所在地:神奈川県大和市
  • 事業内容:自動車エンジン部品の金型製造
  • ご担当者様: 金型製造部署 保田様
  • 対象設備: ミツトヨ製三次元測定器 制御用パソコン

突然のブラックアウト。20年分のデータと共に生産ラインが停止

PCエキスパート(以下、弊社): 本日はお忙しい中、誠にありがとうございます。まず、御社の事業内容について簡単にお伺いできますでしょうか。

保田様: 弊社は自動車のエンジン部品であるガスケットなどを製造しています。私の部署は、その製品を作るための「金型」を製作する部署です。

弊社: 日々の業務において、設備の安定稼働は非常に重要かと思いますが、いかがでしょうか。

保田様: まさにその通りで、私たちの職場は工作機械が動かないと文字通り何も作れなくなってしまいます。装置の安定稼働は事業の根幹です。

弊社: 今回ご依頼いただいたパソコンは、どのような装置で使われていたのでしょうか。

お客様: ミツトヨ製の三次元測定器に接続されていた制御用のパソコンです。このパソコンには測定器を動かすための専用ソフトが複数入っていまして、それがある日突然、故障してしまいました。

弊社: 三次元測定器は、金型製造においてどのような役割を担っているのですか?

お客様: 新規で製作した金型の部品が、図面通りの寸法や公差を満たしているか、その精度を保証するために使用します。これが使えないと、我々が作った金型の品質を証明できなくなってしまう、非常に重要な装置です。

弊社: そのパソコンは、どのくらい使用されていたのですか?

保田様: もう20年は超えていると思います。

弊社: どのような故障だったのでしょうか。

お客様: ある日突然、電源を入れても全く反応しなくなってしまいました。画面も真っ暗なままです。

業務への深刻な影響と「このままではマズい」と感じた瞬間

弊社: パソコンの故障によって、業務にはどのような支障が出ましたか?

お客様: 定期的に測定が必要な治具があったのですが、それが全く測れなくなってしまいました。急遽、一部の測定を外注にお願いして凌ぐしかありませんでした。

弊社: 「このままでは本当に困る」と感じた瞬間について、具体的なエピソードがあれば教えてください。

お客様: やはり、ミツトヨ製の三次元測定器が動かないと、自分たちで作ったものの品質が測れない、という事実そのものが一番の危機でした。社内に他の測定器はありますが、この三次元測定器ほどの高精度なものはありません。品質保証の根幹が揺らぐ事態でしたね。すぐさま同じような測定器を持つ外注先を探して相談しましたが、全てを代替するのは難しい状況でした。

メーカーからの提案は「400万円での更新」。だが100%の復旧は保証されず…

弊社: 故障した際、メーカーであるミツトヨ様にもご相談されたのですよね。

お客様: はい、もちろん相談しました。しかし、返ってきた回答は「パソコンと中のソフトウェアをすべて新しくするしかない」というものでした。しかも、そうしたとしても100%元の状態に戻せる保証はない、という話でした。

弊社: ちなみに、その際の更新費用はどのくらいだったのでしょうか。

お客様: 見積もりは約400万円でしたね。

「直せますよ」の一言が決め手に。1000万円弱の投資回避への道筋

弊社: 多くの選択肢がある中で、最終的に弊社にご依頼いただけた決め手は何だったのでしょうか。

お客様: 他の業者やメーカーからは高額な費用を提示された上に、「100%の状態で復旧できるかわからない」と言われていました。そんな中で、御社だけが**「大丈夫です、現状復帰できますよ」**と明確に言ってくれた。それが一番の決め手でしたね。

弊社: 弊社の提案や見積もり費用についての第一印象はいかがでしたか?

お客様: メーカーの400万円という金額を見ていた後だったので、特に高すぎるという印象はありませんでした。むしろ、弊社の稟議プロセスでは300万円を超えると承認のハードルが非常に高くなるのですが、御社の提案はその範囲内に収まっていたことも、現実的な選択肢として大きかったです。

修理完了、そして感動の瞬間。「20数年分のデータが、そのまま戻ってきた」

弊社: 納品後、実際に装置が動いた時のことは覚えていらっしゃいますか。

お客様:

「いや、もう本当にびっくりしました。完璧に現状復帰されていたので。まさか、と思いました。」

弊社: 実は、最初に一度お伺いして部品交換した際に、一度うまくいかない場面がありました。その時はご不安だったのではないでしょうか。

お客様: 正直に言うと、「本当に大丈夫か?」と少し不安はありました(笑)。機械も古いですし、どちらが原因なのかもわからない状況でしたから。

弊社: その節はご心配をおかけしました。その後、弊社内で基板を解析し、再度お伺いして無事に復旧できましたが、弊社の技術力について特に評価いただける点はありますか?

お客様:

「パソコンが元の状態で、そっくりそのまま戻ってきたことに本当に驚きました。何より感動したのは、20数年分の測定データが一つも失われることなく、すべて手元に戻ってきたことです。他の業者だと、機械は動くようになっても中身は空っぽ、というのが普通です。今回はそのデータも何とかならないかと考えていたので、それが実現できたのは、技術的に本当にすごいことだと思います。心から感謝しています。」

パソコン修理の価値は、その先にある「超高額投資の回避」

弊社: もし今回、弊社のサービスで延命ができなかった場合、どのくらいの損失が見込まれましたか?

お客様: まずメーカー提案のソフト・PC更新で400万円。さらに、更新作業には1ヶ月程度かかると言われていたので、その間の測定をすべて外注した場合の費用。それから、新しいソフトの操作を社員が覚え直すための教育コストや、その間の生産性の低下といった目に見えない人件費や機会損失…。それらをすべて含めると、ざっと見積もっても600万、いや800万…もしかしたら1000万円近くになっていたかもしれません。

弊社: 実際にかかった修理費用と比較して、費用対効果はいかがでしたか?

お客様: 効果は絶大だったと思います。 計り知れない価値がありました。

弊社: 私たちは、PCの修理そのものがゴールではなく、その先にある「お客様の設備を動かし続けること」が真の目的だと考えています。その点はご実感いただけましたでしょうか。

お客様: はい、まさにその通りだと実感しました。パソコンを直すことは、あくまで私たちの生産活動を止めないための手段なのだと、今回の件で改めて理解しました。

95点の高評価!「同じ課題を持つ企業に勧めたい」

弊社: 今回の弊社の対応を100点満点で評価するとしたら、何点いただけますでしょうか。

お客様: 100点をつけたいところですが…95点で(笑)。最初の訪問で少し不安に感じた部分があったので、マイナス5点です。でも、最終的な結果には大満足です。

弊社: 貴重なご意見ありがとうございます。今後の糧とさせていただきます。最後に、同じように古い設備の故障で悩んでいる企業様へメッセージがあればお願いします。

お客様: 私たちの取引先にも、古い機械を使い続けている中小企業はたくさんあります。もし同じように「メーカーにも見放された」「更新費用が高すぎる」という話があれば、**「こういう方法で、データを失わずに直してくれた業者さんがいるよ」**と、ぜひ御社を紹介したいですね。


まとめ:PC修理は、未来への賢い投資

今回の事例は、パソコンの修理・延命が、単なる「故障したPCを直す」行為に留まらないことを示しています。それは、**突発的な超高額投資を回避し、長年蓄積してきた貴重なデータ資産を守り、生産活動の継続を可能にする、極めてコストパフォーマンスの高い「未来への投資」**です。

PCエキスパートは、お客様のパソコンの先にある「装置を動かし続ける」という最終ゴールを見据え、メーカーや他社では不可能な修理・延命を実現します。ミツトヨ製三次元測定器をはじめ、あらゆる産業用PCのトラブルでお困りの際は、諦める前にぜひ一度、私たちにご相談ください。

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